2007年10月27日土曜日

自衛隊員転任旅費3590万円は節約できたはず

自衛隊員転任旅費3590万円は節約できたはず
 陸海空の3自衛隊員が転任する際、新居に引っ越す前に実家や友人宅に宿泊した場合でも、一律5日分の宿泊費と日当計6万円を手当として受け取っていることが、会計検査院の調べでわかった。 検査院は、こうした領収書のない宿泊は手当を減額するよう防衛省に対し、改善を求めた。 国家公務員の転任旅費は、交通費や引っ越し代などが支給されるほか、到着後の宿泊代などの費用として、<1>宿泊しない場合は2日分で2万4000円<2>宿泊した場合は5日分で6万円――が家族分も含めて支給される。 検査院が、2005~06年度分について、陸自の3駐屯地、海自の2地方総監部、空自の9基地を調べたところ、2日分の手当が支払われたのは1061件(計3278万円)に過ぎず、5日分の支給は2075件(計1億8750万円)もあった。このうち、約3分の1の721件(計約6000万円)が実家や友人宅に泊まっていた。検査院は、実際に宿泊費を支払っていない場合は2日分の手当にすべきで、2年間で計3590万円を節減できたと指摘している。(2007年10月26日 読売新聞) 感想「親方日の丸で、なんでも、請求すれば、支給される、と言う甘えや、危機感のなさに、国を守れるのか、甚だ、不安を禁じえない。」

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