2007年10月11日木曜日

選挙違反で有罪の南丹前市長、「違法取り調べ」と国賠提訴

選挙違反で有罪の南丹前市長、「違法取り調べ」と国賠提訴
 昨年2月の京都府南丹市長選に際し、有権者に飲食接待したとして公選法違反の罪で有罪が確定した中川圭一・前市長(64)が、「目の前で著書を踏みつけられるなどの違法な取り調べで虚偽の自白を強要された」として、府と、取り調べに当たった府警の警察官3人に500万円の国家賠償などを求めて10日、京都地裁に提訴した。 警察官については同日、特別公務員暴行陵虐などの罪で京都地検に告訴した。 訴状によると、中川前市長は昨年3月の逮捕当初、容疑を否認したが、警察官から「参加者が接待を受けたと認めている」とうそを言われ、虚偽の自白に追い込まれたと主張。取り調べ中、警察官が机や壁をたたいて脅したほか、著書を踏んだりしたといい、「取り調べ方法の相当範囲を逸脱している」としている。 前市長は昨年5月、同地裁で執行猶予付きの有罪判決を受け、確定した。接待を受けたとして罰金刑とされた有権者11人が先月、無罪を訴え、京都簡裁に再審請求している。 平野吉明・府警首席監察官の話「違法な取り調べを行った事実はない」 
(2007年10月10日 読売新聞) 「感想、鹿児島に次いで、ここでも警察の違法な捜査」

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