2007年10月26日金曜日

社保庁、「ねんきん特別便」事業所名は載せず

社保庁、「ねんきん特別便」事業所名は載せず
 社会保険庁は約5000万件の該当者不明の年金記録の名寄せ結果を通知する「ねんきん特別便」に関し、記録が該当しそうな受給者らに対し、受給に結び付いている加入履歴を示した上で、「他の加入期間があると思われ、確認願いたい」と説明するにとどめる方針を明らかにした。 社保庁が23日の民主党の厚生労働・総務部門合同会議に資料を提示した。事業所名や加入期間などは通知しないことから、民主党などは「本人が過去に働いていた事業所名や加入期間などを思い出せなければ、記録漏れを解消できない」などと指摘している。 安倍前首相は6月の参院厚生労働委員会で「記憶を呼び起こしやすい形で、年金履歴も含めてお知らせする」と述べ、事業所名などを明記した通知を送付する考えを示していた。 しかし、社保庁は「婚姻による姓の変更や生年月日の違いがあっても通知を送るので、同じ通知が複数の人に行く可能性がある。過去の記録を細かく記入すると、無用な誤解が生じる」としている。
(2007年10月23日13時10分 読売新聞)
感想「古い記憶のあやふやな事に、賭ける厚労省、、国民に記録漏れを待つ厚労省」

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